人生の目的

"生きる目的がない…"

 

"なぜ人は産まれてくるのだろう？"

 

こんな疑問を人生の中で1度くらい考える瞬間ってあるのではないだろうか。

 

"人にはそれぞれ産まれてきた意味がある"
 
これもまた聞きなれたフレーズだったりする。
 
輪廻転生があったとして、カルマの解消のためといった"人生の目的"もあるのかもしれないけれど、人は…人に限らず動物も物質も、この世に存在したものは、生まれた瞬間から必ず最後は"別れ"に向かっているものでもある。
 
"はじまり"があるのと同時に、"最期"へと向かっているというのは確かなこと。

 

この現実世界では、この体と心に感じる事が全てのように感じるのだが、この体と心を持ち合わせて、この時代を生きた時間というのは、私も貴方もたった1人のこの存在が経験する時間に変わりがない。

 

この経験する時間の中で、更に出会いと別れがある。

出会うからには必ず別れがあり、その出会いも良い出会い、悪い出会い様々である。

 

どちらの出会いも、縁があるから出会っている。これは、前世（過去世）からの縁も含まれているだろう。

 

現在という物質世界で物質として出会った縁を良くも悪くも、その出会いに整理をつけて、恨み辛みなと抱かず、その出会い一つ一つにきちんとお別れをすること。

 

それもまた人生の目的の1つだということ。

 

誰もが1生涯のうちに、生まれては出会い、別れてはまた出会い、そして最期の別れを必ず迎える。

 

もしも、今、生きる目的を見失ってしまった人が居たならば、日々の出会いと別れの一つ一つを大切に扱う事を思い出して欲しい。