幸せなら手を叩こう♩
2016/09/15
昔から、お爺ちゃんやお婆ちゃんの家に行くと、和室に神棚が祭ってありました。
だからと言って神道を重んじているわけでも、仏教を重んじているわけでも、どの宗派に属することなくごく普通の家庭でした。
一方、我が家はというと、社宅住まい仮住いで育ってきたこともあるせいか、家の中に神様を祀るような畏まった場所はなかったけど、お爺ちゃんお婆ちゃんの家に泊まりに行くと、毎朝必ず皆が朝ごはんを食べる前に、神棚の水を取り替え仏様のご飯をお供え…というのを見て育ち、違和感なく見えないものへ手をあわせるという習慣がありました。
後に我が家も戸建てに住み替える事をを機に、神棚を作り御霊入れをしてもらい、仏様も迎える必要があったため、仏壇という場も設けていますが、毎日どちらにも手を合わせ祈る事が習慣になっています。
神と仏は違うモノという考えがあるけれど、皆さんは神様や仏様に何を祈り手を合わせますか?
神社やお寺にお賽銭を投げ入れ、何を思い手を合わせますか?
私は、「〇〇が〇〇になりますように~」って、小さい頃は願い事を祈っていました。
でも、いつしか「毎日を無事に過ごせることにありがとうございます。」しか祈らなくなった。今朝も毎日の平穏を感謝して1日がスタートしました。
手をあわせる時、神棚においては柏手を打ってから祈るけれど、神様という神聖な部分は自分の中にあって、パンパンと手をしっかり叩きキレのいい音を立てることで、自分の中や身の回りに付着した邪気を祓う事に繋がっているように感じます。
人が奏でる自然の音によって悪いものを祓い、運気エネルギーを上げるのだと感じます。
幸せなら手を叩こう!という歌もあるけれど、幸せに向かって歩く前には、手を叩いて自分を高めて前に踏み出す、切り替えが大切だなと思います。
元気がない時は、一旦立ち止まり手を鳴らして、また再び歩けば良い。
空間の浄化にもなるようなので、朝の日の光を部屋に迎え入れたら柏手鳴らして元気にスタートすると良いですね^_^